障がい者施設でのお手伝い、ママさんバレー、家事もこなす。いろんなことに精力的に動く原動力は、保育園でのこどもと過ごす遊びの時間。短い時間での勤務ながらそこから得るパワーは大きい。2011年入社。
一緒になって遊ぶことが私にとっての保育のスタイルなんです。“飛行機”もせがまれたからではなく私から率先してやる。そうすると元気のいいこどもたちが集まってくる。段ボールをちぎって散らかし放題で工作をはじめると黙々とつくり続ける。こどもたちと一緒に夢中になって遊ぶ。喜んでもらえることがうれしくて、何よりもこどもたちからパワーをもらっています。
こどもたちと過ごす時間が大好きで、保育士を辞めてからも家事の合間で障がい者施設にボランティアとして通っていました。そのときに、短時間勤務で働ける保育士の仕事がベネッセにあると知って応募したのがきっかけです。やりたいことがたくさんあるので、非常勤での短時間勤務は私にピッタリの働き方でした。
1日の生活のバランスがよくなりましたね。午後からの勤務なので、午前中には家事を終わらせて仕事やボランティアに向かう。バレーボールは好きなのでずっと続けていきたいし、こどもたち相手に思いきり遊ぶための筋トレも兼ねています。「やらなければ」ではく「やりたいこと」ばかりなので、保育の仕事でさらにメリハリがついて毎日が楽しくて仕方ありません。
担任の保育士さんのサポートが主なお仕事です。こどもたちと一緒になって遊ぶことはもちろん、毎日のお洗濯や掃除など、担任の保育士さんたちが担任としてのお仕事に集中できるように、周辺業務などを私たち5人の非常勤スタッフで分担しながらお手伝いしています。洗濯物をたたむときも窓拭きをするときも、こどもたちが「やりたい!」とお手伝いをしてくれるので、みんなと楽しく、ここでもパワーをもらっています。
「ここは私がやるからそっちをお願いできる?」そんなことを気兼ねなくいえることは、仕事環境としてとても大事なことだと思います。バレーボールでケガをして3週間ぶりに復帰したときもみんなが笑顔で「お帰り」と迎えてくれて、申し訳ない気持ちがすごく楽になりました。何かあったら今度は私がお手伝いをしよう。みんながその気持ちを大切にしています。
時間を有効的に使えることはもちろんですが、担任とは違った働き方ができることが大きいですね。実は、事務業務があまり得意ではなく、保護者の方への連絡ノートや報告書など書き物が苦手なんです。こどもたちとの時間に専念できることも、非常勤で働くことのメリットですね。
いきなりフルタイムで復帰することに不安を感じているブランクがある方にはお勧めの働き方かもしれません。お仕事も掃除や洗濯など家事の延長ですし、保護者対応も少なく、持ちつ持たれつの職場環境なので、できることからはじめて徐々に現場に慣れていけるので安心です。しかもこどもたちから元気をもらえるので、日に日に元気になっていくこと間違いなしです。