保育士にチャレンジしてみて、
こども達の成長を見守る喜びや
難しさを学びながら、
自分らしく働けています。

山田 麻樹

保育スタッフ(保育士)

正社員

ベネッセ西馬込保育園

児童養護施設に21年間勤務後、2人目の妊娠をきっかけに「これからは家族との時間も大切にしたい」と考え、働き方を変えることを決意。通信教育で保育士資格を取得後、ベネッセの保育士としてセカンドキャリアを開始。

自分は何を大切にしたいのか
日々の保育の中でこども達からも
教えてもらいながら
自分らしく働けています。

保育スタッフ(保育士) 山田 麻樹

なぜ、保育士の資格を取得しようと思ったのですか?

2人目の子を妊娠したのがきっかけです。自分の人生の優先順位を見つめ直して、これからは家族との時間を大切にしたいと思いました。以前勤めていた児童養護施設でのお仕事は、勤務時間も不規則で見通しが立てにくい仕事でした。それに比べて、保育園でのお仕事は時間の見通しを立てやすく、自分の家族と過ごす時間も作りやすくなるのではないかなと考えました。子どもと関わるお仕事は続けたい、その上で経験を活かせるお仕事は何かと考えて、保育士になるために通信教育で資格取得の勉強を始めました。

保育士として働くにあたり、心配に思っていたことや気になっていたことはありますか?

まず、保育士は専門職なので、『経験のない自分に務まるだろうか』という不安がありました。通信教育で勉強して資格は取りましたが『実際に働くとなるとわからないことも多いのだろう』と思うと心配でした。年齢も40代になっていましたから、 『就職先があるのかどうか』も気になっていました。保育士になるという選択は、家族との時間を大事にするためのものだったので、実際の勤務時間などについても『時間内に終われるのだろうか』という心配がありました。

ベネッセの保育園で働こうと思った理由を教えてください。

実は、この園には、自分の子どもを入園させたいと思って見学に来ていました。その時にも園長先生からお話を伺っていたのですが、一番の決め手は就職の面接に来た時、「個別担当制で子どもとの関係性を大事にしている」と聞いたことです。ベネッセの目指す保育はとてもわかりやすくて、私自身が目指している子どもに対する価値観とも『ピタッときた』というのが大きかったです。家から近い園を選べるのも魅力的でした。

実際に働いてみてどんな印象を持ちましたか?

私は保育観と同じくらい、保育者にとっても心地の良い保育環境が大切だと思っています。この園は静かさや広さなど立地環境も良いです。研修等を通じて保育の勉強もできます。わからないことも丁寧に教えて頂けますし、職員同士で協力して業務を進めていくので、残業もほとんどなく家族との時間もしっかり両立できています。保育者にとって心地よい環境は、こども達にとっても良い環境につながっていくと感じています。
人間関係の不安もゼロではありませんでしたが、入社してみてその不安はすぐに解消されました。「その子らしく、伸びていく。」の実現を目指して、子どもへの関わり方や、保育の考え方が共有されているので、そこをベースに他のスタッフと意見交換しながら一緒に保育を考えられる点も、仕事がしやすいと感じました。

これからどんな保育士を目指していきますか?

私は元気が取り柄なので、そういうところを大切にしながら、子どもたちの笑顔が絶えないような保育ができたらいいなと思っています。
子どもたちそれぞれに、様々な個性や育ちの違いがありますから、一人ひとりの個性を大事にしながら関わっていける保育士を目指していきたいです。

そのためにはどんなことに取り組んでいきますか?

まずは毎日の保育を丁寧に行うこと。それと、自分に足りないことや、わからないところについては、初心に帰って「教えてください」と聞くことです。また、自分の働き方として「家族との時間も大切にしたい」と考えていることを、一緒に働くスタッフにも共有したうえで、自分の今の力でできる範囲を伝えていくことも大切だと思っています。私はお話することがあまり得意ではないのですが、ちょっとしたことでもちゃんとお伝えして、スタッフのみなさんとのコミュニケーションも大事にしています。

同じように、これからセカンドキャリアとして保育士を目指されている方に向けて、一言いただけますか?

子どもたちと向き合うことは大変ですが、ありがたいお仕事だと思います。日々成長していく姿を見せてもらえるのは嬉しいし、そんな子どもたちから学ぶこともたくさんある。保育士って難しいけど、とても楽しいしやりがいのあるお仕事なので、是非飛び込んでほしいです。年齢が高くなると、新しいことに進むって難しいけれど、勇気を出して飛び込めば、案外周りが助けてくれます。自分は何を大切にしたいのかを自分の中でハッキリさせて、受け入れて、オープンにしていく。そうすることで、新しい仕事でも自分らしく取り組むことができる。子どもたちの色眼鏡のない鋭い視点や言葉が、それを助けたり、教えてくれたりしてくれています。