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お母さんになったことで、
お母さんの気持ちに寄り添える
保育スタッフになりました。

保育スタッフ(保育士) 正社員
ベネッセの保育園 大石 悦子

2006年3月入社。2度の産休と復帰を経験した、自身も4歳と1歳のふたりのこどもを保育園に預けて働くお母さん。泣いているこどもを預けてまで働かなければならないのかという気持ちに寄り添えるから、お母さん保育士として活躍できる。

2度の産休。2度の復帰。制度より思いやりに
助けられました。

保育士を選んだ理由は

小さいこどもが好きということもありますが、こどもの反応が面白いところが一番の理由ですね。会話をしているようで実は話がかみあっていなかったり、予想していたこととはまったく違う答えが返ってくる。「おはようございます」という毎日同じ挨拶なのに、声のトーンや表情で「あれ、今日はおウチで何かあったかな?」というのが見えたりして、一日一日同じではないところが面白いですね。

実際にはどんなエピソードがありましたか?

お出汁の大切さを教える食育での取り組みで、いろんなお出汁とお湯を飲み比べて感想を聞いてみたところ、全員がお湯が一番美味しいと答えました。こどもは素直。大人の思惑なんか関係なし。そこで大人たちは考えます。今度は味噌を溶いてみたらみんながお出汁を選んでくれました。こうしたこどもたちの目線を大事にしているから、決め付けたり押し付けたりしない保育を、ベネッセは大切にしているんです。まだ答えを導き出せない新人だった頃に、やりたいことがあればまずはやってみること。そうすれば答えはこどもたちが導いてくれると園長が教えてくれました。こどもたちの反応を見てからいろいろと考えるようになったのは、この園長の影響が大きかったですね。

2度の産休から復帰されたそうですが。

2013年に一人目、2016年に二人目を出産しています。4歳と1歳のふたりの子育てをしながら、今は時短勤務で働いています。会社を選ぶときには待遇のことも気にはしますが、実際にこどもを出産してはじめて制度の大切さを実感します。いろいろと制度が整っているのはベネッセの強みですね。

ご自身が働くお母さんとなって気づいたことは?

地元の保育園に一人目の子を預ける際、慣らし保育ですごく泣かれてしまって、なぜそこまでして働かなければならないのかすごく悩んで体調を崩してしまったんです。働くお母さんが必ず直面する葛藤です。泣いている子を預けて働く後ろめたさは、きっとお母さんの誰もが感じていると思います。

どうやってその想いを乗り越えましたか?

乗り越えたわけではありませんが、保育園でいろいろな経験をして成長している姿を見て、預けてよかったという思いになりました。自分ひとりで育てていたらきっとこんないい子にならなかった。さびしいという想いはありますけど、自分以外にも心を許せる人がいて、愛情を注がれることはこどもにとってもよいことなんだろうなと感じています。

その経験をいまの保育に活かしていきたいと?

預けるときに涙ぐむお母さんの気持ちを、私自身体験しました。働くお母さんが抱えている不安にちゃんと応えることが大事です。今度は私が、こどもたちの成長を通じてお母さんたちを応援する事ができたらと思っています。

ベネッセだから保育士を続けていけると?

私が働く職場は、こどもの具合が悪いときはちゃんとお仕事を休んであげて。妊娠中おなかが張ったときは無理しないで。保育士としての代わりはできるけどお母さんはあなたしかいないんだからといってくれる環境です。「自分のこどもを預けたいと思える保育園」がベネッセのモットーです。しっかりした制度も、周囲の思いやりに支えられているから活かされる。今後、妊娠・出産をするスタッフには同じような環境作りで恩返しができたらと思っています。

1日の流れ

ベネッセの保育士 1日の動き 一例
※シフトは園により多少異なります。

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