出会いと別れ

散歩先でダンゴムシを見つけ、
こどもの発案で飼育する事にしたキンダークラス。
食べ物、住む場所を適した環境にしようと自ら調べ、
調理スタッフに野菜の葉をもらったり、霧吹きで水をかけるなどお世話をしていました。

ある日、カゴが狭そうだから逃がしてあげない？という声が。
その気付きに友だちも「広い外がいいかな？家族に会いたいよね。」
と思いやりある言葉が聞こえてきます。
広げた土からそっとダンゴムシを取り出しお別れの時間です。
元気でね、またねと話す子どもの表情は明るく、
なかにはいつまでも目で追う子もいました。

虫を飼育するなかで芽生えた感情。
この気持ちを忘れずに、命あるものを大切にする心を育んでいきたいと思います。

０歳児（マミー）担任