エルマーのぼうけん～みんなでつくった物語～

12月23日土曜日、キンダー（幼児）室を会場にチャレンジ（5歳児）クラス生活発表会を行いました。
ハンドベルの演奏、劇遊び、合唱を披露した子どもたち。

劇の題材は“エルマーのぼうけん”でした！
ほとんどイラストのない本ですが、アクティブ（4歳児）クラスの後半から続けてきた読み聞かせを通して、“興味をもって、想像しながら物語を楽しむ”経験を重ねてきました。

「りゅうはスカンクキャベツがすきなのがおもしろかった！」と気づいたことや感じたことを言葉にして伝え合ったり、頭の中で想像していたエルマーの世界を絵で表現したりしながらイメージを膨らませていきました。
そして今回は新たな表現として“劇”に挑戦しました！自然と子どもたちの口から言葉があふれ、物語が進められていきました。

途中でわからなくなってしまっても友だちと声を掛け合ったり、「そろそろ出番だよ」と教えてくれたり、後ろから頑張る姿を見守っていてくれたり・・・
協力して一緒に作り上げようとする姿に仲間意識の深まりも感じました。

クラスタイム、リハーサルと劇遊びの回数を重ねるうちにより物語への親しみや理解度も強くなっていったようで、動きやセリフも更に加わり、表情も豊かに楽しんでた子どもたちでした。

いよいよ発表会当日、大勢の保護者の方を前に緊張と楽しみの入り混じった様子の子どもたちでしたが、大きな声で精一杯演じる姿や、照れ隠しで少しコミカルに演じる姿、友だちと声を揃えて笑顔で演じる姿・・・一人ひとりの様々な表情に見守っていた保育者も胸がいっぱいになりました。

生活発表会も終わり、残った最後の大きな行事は卒園式のみとなりました。
卒園まで残り3か月、笑顔いっぱいで過ごせますように。

ベネッセ 雪が谷大塚保育園／保育スタッフ　吉原