つかってたよ　#001ひとっていいな

２人で同じ遊びを楽しんでいました。
すると、“あれ？それ、さっき、私が使ってた玩具…”
というように、お友だちが、さっきまで自分が使っていた玩具を使っている様子を見つめていました。

“使ってたよ。返して”というような表情をして、玩具に手を伸ばしました。
保育者が「こっちはどう？」と別の玩具を手渡そうとしましたが、首をぶんぶん横に振って“それは違うんだ”と気持ちを表現。

「うー」と言いながら、“私も使っていたんだけどな・・・”というような表情で顔を覗き込んでいました。

保育者が仲立ちし、同じ玩具をそれぞれに渡すと、二人とも大満足。
お友だちを近くに感じながら遊ぶと嬉しいですよね。
幼いながらも、使いたかったこと、使っていたこと伝えようとする姿に子どもたち成長と素晴らしさを感じた出来事でした。

ベネッセの保育メソッド「こどもが伸びる40の手掛かり」にちなんだブログを公開しています「40の手掛かり」はこちら