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多様性のなかで育ち合う異年齢保育の可能性

異年齢保育に込めた想い

ベネッセの保育園では約20年前から
こども同士のかかわりが深まる
幼児期(3歳~5歳児クラス)に、
生活集団を異年齢で構成する
異年齢保育を取り入れています。
いろいろなこどもとのかかわりを通じ
「思いやりやいたわりの気持ち」
「意欲や自信」
を深めていくことで、
自律心や社会性を育んでいきます。

この20年間で乳幼児を取り巻く環境は
大きく変わりました。
きょうだいや友人と遊ぶ機会は減少し、
家庭での遊びに動画視聴やアプリでの
遊びが増えているなど、
こども同士のかかわり合いが希薄になる一方、
これからの社会では、
多様な背景や考えを持つ
他者と協同していく力が
より必要となっていきます。

異年齢保育を通じて、こども同士が
多様なかかわりを深めていくことで
一人ひとりがお互いに個性を認め合い、
自分らしさを発揮できるよう、
私たちはこれからも考え続けます。

こども・子育て支援カンパニー
カンパニー長 佐久間 貴子

異年齢保育で深まる「タテ・ヨコ・ナナメの関係性

ベネッセの保育園では3歳から5歳児まで
年齢の異なるこども同士の生活をとおして、
多様な関係性を構築し、そのなかでも
「自分らしく伸びていく」力を養っていきます。

保育者:信頼、安心したい 年長者:憧れ模倣、真似したい 同学年:協同、一緒に頑張りたい 年少者:思いやり、助けたい

異年齢保育で育つチカラ 卒園児保護者からの声

「ベネッセの保育園に入園したからこそ育まれた力とは?」

年齢関係なくお友達ができ、
小さい子に優しく接する
ことができるように
こどもが自由に
学年関係なく過ごせる
環境は特別
年下の子をお世話する経験
を通して、目線を合わせて
話を聞いたり、思いやりを
もって話しをしたりする
ことができるようになった
人に優しくすることや
競うきもち、待つことや
我慢も園生活でないと
味わえなかった
協同性 95%
自立心 94%

※2022年度卒園アンケートより
(3~5歳児受入対象園の保護者:303名)

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