2025年度キンダー研究会vol.4 ～協力園の取り組み②～

前回こちらの記事でご紹介した2025年度のキンダー研究会の協力園の取り組みを引き続きご紹介します。

★今回の取り組みについて
前回の取り組みをうけてスタッフの会話が進み、保育ウェブ（※）の活用も進んでいます。
保育ウェブとは（※）…保育の様子や遊びを記録・共有する園内の情報ツール

今回は遊びの様子だけでなく、「積み木コーナー」「ラキュー（知育ブロック）コーナー」など、特定の遊びの場に注目して観察を行いました。
各コーナーに付箋を設置し、保育者が気づいたことをすぐに記録できるように工夫し、また空き箱を活用して、こども達の遊びの広がりをしかけました。

★子どもたちの遊びの変化
ラキューで作った作品を積み木コーナーに持ち込み、見立て遊びをする姿が見られました。
たとえば青いパーツを「お風呂」に見立てるなど、色や形を活かした創造的な遊びが展開されています。
空き箱を使った遊びでは、箱庭のような空間が生まれ、別の遊びとつながる様子が見られ、箱の中に作品を残しておけることで、遊びの継続性も高まっています。

★今後の展望
積み木コーナーに絞って、異年齢でどのような関りや遊びが生まれているかを話し合い「異年齢保育の３つの特徴」にあてはめ、話し合いをはじめていきます。
今後それらの特徴をふまえ、どのように発展していくかを見守りながら、より豊かな保育環境づくりをスタッフと話し合っていきます

キンダー研究会