保育園を
探す
2024/05/20
異年齢保育の質を高める「キンダー研究会」
キンダー研究会は今年で9年目。
ベネッセの保育園での【幼児の異年齢保育】を確立し、
保育の質を高めていくために今年も研究と実践を重ねていきます。
今年度、研究会メンバーには現場で日々保育にあたるキンダー担任や主任も参加し、現場の声を活かして「保育の質」向上につながる具体的な施策を検討していきます。
「保育の質」向上には園内組織の成功循環モデルをグッドサイクルで回すことが不可欠です。
※「組織の成功循環モデル」とは、マサチューセッツ工科大学のダニエル・キム教授提唱している理論です
一見遠回りに見えますが、まずスタッフ相互の「関係の質」を高めることで、さまざまな視点からの気づきが生まれ、保育に対するスタッフ個人の思考の質や行動の質も変化し、結果、こどもがかわり、園に関わる人の相互信頼が深まってさらに関係の質が向上していきます。
この「組織の成功循環モデル」を活性化するために、
昨年度、研究会で検討した『異年齢保育の3つの特徴』(※)について、
具体的なエピソードと育つ力についてまとめたものをツールにし、
「現場スタッフ同士の対話とそこから生まれる思考を促し、振り返りも行える」
ものとして活用できるようブラッシュアップしてまいります。
※昨年度にまとめた『異年齢保育の3つの特徴』について詳しくはこちら
まず研究会参加園が園の状況に応じて
どのようにツールを使うかを検討し、実践します。
次回はその実践報告をしながら、
意見交換をしさらにツールのブラッシュアップを進めてまいります
--------------<関連コンテンツ>--------------
これからの社会を生きていくために必要なチカラとは?
多様性のなかで育ち合う異年齢保育の可能性
キンダー研究会