育ててみよう大作戦のその後

園全体で“にんじんのへた”を育てはじめましたが、
各クラス失敗続き…。
なんか黒ずんできた…？
あれあれ？
元気なくしぼんでしまったよ…？？
などなど苦戦する中、
主任さんが育てている事務所のにんじんだけが、
元気いっぱい葉っぱを伸ばしていきます。

色々調べてみると、
へたとはいえ水は朝晩２回変える。
水の量は…育てるのは冬がベスト…などなど。
なかなか難しい様子。

そこで、主任さんのにんじんを
子どもたちに見せてみたらと勧めたところ、
だいち組さんのチャレンジさんが覚醒！！
子どもたちが自ら進んで
お世話をするようになりました。

朝、登園すると
「水変えてあげないと！！」
「根本が濡れないように気をつけてあげないと！！」
「お昼寝から起きたら、私が水変えるね！」など。

すると、どうでしょう？！
だいち組のにんじんの葉っぱは
元気いっぱいに伸び始めました。
今では主任さんのにんじんを追い越す勢いです。
覚醒したチャレンジの男の子は、
家でも育てたい！と
お母さんに相談したようで、
保育園でも家でも育てているとか…。

保育士のアイデアではじまった
育ててみよう大作戦が、
子どもの心を育てていることを実感しています。

宮戸保育園／園長