食育活動　そらまめくんのベット

様々な規制がある中でも、子どもたちの経験として食育活動を工夫して実施しています。

今年の春は、タドルさん・サーチャーさん・アクティブさんで“そらまめくんのベット”という絵本を使い、
『そらまめ』を題材にした活動を行いました。

子どもの年齢に合わせ、タドルさんとサーチャーさんは絵本を読み聞かせて、
実際にそらまめの皮を触ってみる。
アクティブさんはそこにお手伝い活動を追加し、そらまめのさやから豆を出すお手伝いに挑戦です。

タドルさんはまさに１歳児。ただただ触ってみる。

サーチャーさんは２歳児らしくお話の内容も良く理解出来ていて、
お話の後に渡したさやの中に「そらまめくんはいってないじゃん！」と一言…。

・

・

そうなんです。そらまめを誤飲しないように中をぬいたさやだけを渡し、
皮の中のフワフワした感触を感じてもらおうと考えた食育だったのです。
ところが、そらまめが入っていないことにきちんと気付き、
声にあげられることに子どもの育ちを感じることが出来る出来事でした。

アクティブさんは４歳児らしく、給食さんのお手伝いをするんだ！という目的を持ち
集中して皮の中からそらまめを出してくれました。

・

ひとつのお話から、子どもたちの育ちに合わせて実践出来たことに嬉しく、
また、子どもの発見に驚きと感動をもらいました。

宮戸保育園／園長