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2023/08/22
ベネッセ 雪が谷大塚保育園
食べる意欲を育む食事
身近に保育園でできるSDGsの取り組みとして、ベネッセ雪が谷大塚保育園ではコンポストに挑戦しています。
コンポストとは、給食を作る際に出る野菜くずなどの生ごみを土の中に混ぜて、微生物の力を借りて発酵・分解し、野菜作りに使う堆肥をつくる仕組みのことです。
大工さんとして働いている職員のお父さんが、1枚の木の板から屋根のついた素敵なコンポストの箱を作ってくださいました。
毎日給食で出る野菜の皮などの廃棄部分を、子どもたちがコンポストに入れて土とよく混ぜる活動を5月から続けること2カ月・・・・
はじめは、コンポストってなんだろう?と大人も子どもも分からないことも多かったのですが、「コンポストやりたい」「コンポストに入れるお野菜の皮とりにいこう」と子どもたちから声が出るようになりました。
「昨日入れたかぼちゃもうないよ」 「こんなにお野菜の皮入れてるのに、土が減ってきたのはどうしてだろう?」 「微生物は小さいから、こんなにお野菜大きいとたべられないよ、小さくちぎってあげよう」 「つちふかふかだね」 「つちあったかいよ」 毎日コンポストを混ぜる子どもたちからこんな声が聞こえてきます。
キンダーさんと給食スタッフだけでなく、全職員が関わることのできる体制をつくってSDGSに取り組んでいます。こちらが、現在のコンポストの堆肥の様子です。なんとこのコンポストの中に、10キロ以上のいつもは捨ててしまう野菜の皮などが入りました!
ゴミも減って堆肥ができる、さらにこの堆肥は子どもたちが育てる野菜作りに活用することで資源の循環を体験します。
コンポストの堆肥で栽培するお野菜はよく育つそうで・・・「コンポストの土でおやさいつくるのたのしみだね」と子どもたち♪
これからがとても楽しみですね。
ベネッセ 雪が谷大塚保育園/給食スタッフ