アートの日

アートの日を楽しみにしてくれるようになり
「今日はアートだからこれ着てきた」と
洋服を見せて知らせてくれます。
前回同じ題材で
他の子がしているのを見ていて
心待ちにしていてくれたようです。

今回も共同製作で音楽を聞きながら描きました。
混色して色を作りながら
「夕日みたいだね」、「オーロラ」「こっちは夕方」、
「宇宙」「惑星」と
色で無限にイメージが広がっていくこどもたち。

何を描こうでもなく自分の表現を楽しむ日。
こどもたちは素材を前に、
誰と描くか決め、おしまいを決め、
もっと遊ぶを決めます。
じぶんで考え、
じぶんでえらぶ経験をより積み重ねられるのも
アートの時間かもしれません。
保育園で保育者は否定語は普段から使いませんが、
アートはこどもがいつも以上に開放的になれる時間なのかなと
感じられる姿が見られます。

主体的に自分で考えて行動する経験は
今後こどもが成長していく上で大きな力となっていくことと思います。
こどもの傍らでこどもの選択に時に驚き、
想定外の毎日ですがこの経験が彼らの将来につながっていると感じます。
今後も無限の可能性を持つこどもたちに
豊かな経験をしてほしいと取り組んでいきたいです。

王子神谷保育園／園長