家庭から～外の世界への旅立ち

保育者との追いかけっこに捕まって体をくすぐられると、
体に触れられる心地よさから笑みが溢れます。

下の部分を触るとくるくる回ることに気が付きました。
毎日新しい発見の連続です。

部屋の中で「楽しそうだな」「これはなんだろう」と興味が芽吹き始めました。
遊びという探求の始まりです。

鏡に映る自分に興味津々の様子。
「あなたはだぁれ？」と、
お話をするかのように手を伸ばしていました。

リモコンのボタンを押したくて、
足にしっかり力を入れてバランスを取っています。

”何気ないモノ”も、子どもにとっては魅力の塊です。

目の前に積んだカップを見つけると、
真っ先に手を伸ばして1つずつ掴んで崩しました。

色を選ぶように、青を手にした途端満面の笑みで保育者を見つめました。

シャカシャカ音を鳴らして楽しそうな姿

「いい音だね！」と声を掛けると、
鳴らしてみて！と言うように「どうぞ」をしてくれました。

雨の降る様子を窓からじーっと見つめていました。
自然の不思議、色んなところに興味・関心は、散りばめられています。

ボタンを押すと光る・・・

物との関わり・対話。
これも成長を促す大切な二人称的遊びです。

入園して１か月・・・

まだまだ涙を見せる姿もありますが、
少しずつ、確実に、保育園に慣れてきている様子を感じています。

子どもたちの、寂しい・不安という気持ちを受け止め、
大切にしていくことで、安心できる居場所へとつなげていきます。

ベネッセ日吉保育園／園長