チューリップのバトン

西馬込保育園は、開園して4年目を迎えました。
そして、昨年12名の年長児がようやく揃い、様々な活動に取り組む中
子ども達からチューリップを育てたいという声があがり
12個の球根を植える事にしました。
しかし。。。植える時期がかなり遅くなり
担任から「卒園までに花が咲くといいね・・・」というやや不安げな言葉に
「アクティブさん（年中）がチャレンジ（年長）になったら見てくれればいいから大丈夫」
という前向きな子ども達の声を聞いて
年下児を思う優しい心が育ってきている事を実感した担任でした。

卒園したチャレンジの思いを受け継いだ現チャレンジの子ども達は
咲いた花に水をやり、育てて、楽しみました。
その後、花が終わったら来年のチューリップのため球根を休めることを伝えると
「おやすみちゅうです」という看板を保育者と一緒に作成。
葉が黄色になったら、球根を掘り出します。

掘り出したチューリップは、きれいに土を落とし
一個ずつのネットの袋で休ませます。
子ども達の靴箱の上で干しているので、いつでもみんなに
見守られ植える日を楽しみにしているチャレンジの子ども達です。

今後、チューリップ栽培を通して卒園児から新チャレンジへの
それぞれの思いを込めたチューリップのバトンを繋ぐ活動を続け
記録に残していきたいと思います。