卒園制作　～「やりたい」をカタチに～

昨年度開園した為、3名という少ない人数の年長児。

子ども達がかねてからやりたいと宣言していた木材の加工。
これまでに何度か挑戦してきましたが、本格的に取り組んだのがこの度の卒園制作。
憧れの工具を手に保育園の掲示板を制作しました。
のこぎりを使ってみた感想は「思ったより疲れた…」。

のこぎりで切った木材をヤスリで滑らかにしていきます。
地味だけれど安全に使用するための大切な工程です。
表情は真剣そのもの。

苦戦していた釘打ちは、慣れればお手の物。
園中に釘を打つ快音が響き渡ります。
まっすぐ釘が打てた時は感無量といった感じでした。

無事に組みあがり、あとは雨避けのニスを塗れば完成。

完成が見えてきたところで調理スタッフが作ってくれた特製のお弁当でしばしの休憩時間。
本当は外でおひさまの光を浴びて食べたかったのですが、あいにく雨が降りだし室内での活動となってしまいましたが、
気分はすっかり大工さん！

「やりたい」がカタチになった卒園制作です。
この経験、達成感を小学校へ行っても忘れずにきっと、たくさんの事に挑戦してくれると祈っています。

練馬高野台保育園／主任　池ノ谷