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2025/03/10
異年齢保育の質を高める「キンダー研究会」
2023年度から取り組んできた「ベネッセの異年齢保育の可視化」。
エピソードの分析から見えてきたのは「異年齢保育の3つの特徴」
<①小さな社会 ②自分の居場所 ③身近なあこがれ>とそこにある
【こどもの姿】、【保育者の配慮】、【こども達に育つ力】でした。
引き続き、2024年度も研究会での議論を重ね、
23年度に取り組んだものを実際に園で活用できる形にまとめていくことに毎月取り組んできました。
そうして出来上がったのが以下の
「ベネッセの保育園 異年齢保育3つの特徴~異年齢保育を通じてこども達の成長のイメージを語り合うためのヒント」冊子です。
冊子では、まず3つの特徴のそれぞれに詳しい紹介や紐づくエピソード、こどもたちに育つ力、そして保育者の配慮を紹介するとともに、各園で実際に活用してもらうために園内での話し合いのコツやヒントもまとめています。
2024年度のキンダー研究会・最終回は、キンダー研究会メンバー以外のベネッセの保育園の園長や、スタッフ80人以上が集まり、この冊子ができるまでの歩みやメンバーの想い、研究会のスタッフからの「3つの特徴」の具体的なこどもたちのエピソード紹介や、冊子を使って参加同士が異年齢保育について語り合うグループワークを行いました。
今回まとめた冊子は、マニュアルでも、このとおりやったらうまくいく!というものでもありません。
また、異年齢保育は手段であり、私たちが一番めざしたいのは、異年齢保育を通じての「その子らしく、伸びていく。」です。
キンダー研究会では、保育園でスタッフが自分たちで異年齢保育を語り・深めていくための手段としてこの冊子を活用してもらい、使ってみての事例や声を聞き、冊子をより使いやすいものにブラッシュアップしてまいります。
キンダー研究会