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2026/07/13
ベネッセ 青葉台保育園
その子らしい1日の流れ・遊び

発展途上国の生活を写した一枚の写真。
そこから始まったこどもたちの気づきは、やがて園全体、そして社会へとつながる活動へと広がっていきました。

先日ベネッセ青葉台保育園で行われた保育実践の発表に行ってきました。
水遊びが始まる頃、水を流しっぱなしで手を洗うこどもの姿を見た担任が「水の大切さを知ってほしい」と感じたことから、この活動が始まりました。
こどもたちに興味をもってほしいという思いから、実験好きのこどもたちに向けて「水のろ過実験」を実施しました。
その際に見せたのが、発展途上国の生活を写した一枚の写真です。
写真を見たこどもたちは、水だけでなく、写っているこどもたちの服装や生活の様子に目を向け、「お洋服がばらばらだね」「どうして裸足なんだろう」と、自然と“自分たちの当たり前”との違いに気づいていきました。
気づきや疑問を語り合う対話は40分以上続き、その中でこどもがつぶやいた言葉が活動を大きく動かします。

「ちいさくなったお洋服をあげたいな」
この一言をきっかけに、こどもたちは「洋服をおくろうプロジェクト」を立ち上げました。
「ほかのお友だちにも声をかけよう」と各クラスに手紙を届け、園全体に向けて“いらなくなったお洋服”を集める呼びかけを行いました。
集まった洋服は全部で30着!
こどもたちは一つひとつ丁寧に畳み、郵便局の方に「お願いします」と手渡しました。
後日、NPO法人から届いた写真には、送られた洋服を手に笑顔を見せるこどもたちの姿がありました。
自分たちの思いが遠くの国に届いたことを実感する貴重な経験を通して、こどもたちの興味はさらに世界へ広がっていきます。
国旗カルタや図鑑での国調べ・国旗づくりに加え、世界の食文化に触れるクッキングや飲茶体験、民族楽器やダンスのワークショップなど、多様な文化に触れる活動へと発展しました。
「水」という身近なテーマから始まった小さな気づきが、世界へと視野を広げ、誰かを思いやる心につながっていく。
こどもたちの柔らかな感性が生んだ、素敵な学びの連鎖となりました。
本部/採用担当