美術館ごっこへの道　パート３

展示の仕方も子どもたちで話し合って会場を作り、
「美術館ごっこ」の始まりです。

待ちに待った当日。
受付で葉っぱとチケットを交換します。
受け取った葉っぱを係が貼って木を育てていきます。
緊張気味だった子ども達も徐々に慣れ
「ごゆっくりどうぞ」と
お客さんとのやりとりを楽しむ姿がありました。

お客さんが見えると、
待ち構えていた学芸員さんが説明してくれます。
自分の言葉で説明したことが伝わると
少しずつ自信がつき、
誇らしげに作品を紹介する姿が印象的でした。

ナーサリーの子ども達も
「これなに？」と興味津々です。

五感を使って作品を感じる子どもたちの表情は真剣そのもの。

「さかながいる」「こっちも！」と
発見を伝え合いながらよく見ています。

美術館への遠足から始まった美術館ごっこ。
自分達で決めて一から作り上げてきたからこそ、
お客さんに見てもらえた嬉しさや満足感はひとしおでした。
今回をきっかけにさらに表現遊びを楽しんでいきます。

前野町保育園／園長