「えんぴつのたび」～チャレンジ作～

あるところに、絵を描くのが大好きな男の子がいました。

「お絵描きするの大好き！でもこの鉛筆可愛くない。い～らない！」

可愛くないと捨てられてしまった鉛筆。
悲しくて涙が出てしまいました。
そこで鉛筆は旅に出ることにしました。
旅に出た鉛筆は原っぱでウサギの妖精に出会いました。

「あなたはだーれ？」
「僕は鉛筆。今旅をしているんだ。」
「じゃあ出会った記念にこの模様をあげるね！」

「うわー！素敵な模様をありがとう。おかげでちょっと可愛くなったよ。」

嬉しくなった鉛筆は次の場所に行きました。
北極に行った鉛筆は、氷の妖精に会いました。

「あなたはだーれ？」
「僕は鉛筆。今旅をしているんだ。」
「じゃあ出会った印にこの模様をあげるね。」

「わあ！氷の結晶の模様！ありがとう！」
「どう？ちょっぴりおしゃれになってきた？」

ちょっとおしゃれになった鉛筆は町に行きました。
雨が降って来たので穴に入ると・・・
なんとそこで、ネズミの妖精に出会いました。

「あなたはだーれ？」
「僕は鉛筆。今旅をしているんだ。」
「じゃあ出会った印にこの模様をあげるね。」

「やった！チーズの模様をもらったよ。うれしいな。どうかな？
前よりずっとおしゃれになったよ。よし！男の子の所へ戻ろう！」

鉛筆は男の子の所へ帰りました。
おしゃれになった鉛筆を見た男の子はとっても喜びました。

めでたしめでたし。

保土ケ谷保育園／園長