私が小さい頃は、こどもたちは地域の多様な年齢の人の見守りがある中で、いろいろな年齢のこどもたちと遊んだものです。今は、核家族化、戸外の危険性の高まりなど、こどもたちの育つ環境が大きく変化をしてきています。
保育園ではさまざまな年齢のこどもたちが生活をともにしています。年上のこどもにあこがれる気持ちをもったり、年下のこどもを優しく思いやる気持ちがめばえたり、時には喧嘩をしたり、一緒になって何かを作り上げたり、異年齢のこどもたちが一緒に過ごす中で、多彩な人間関係が生まれます。こどもたちはさまざまな人との触れ合いの中で生きていく力を身につけていきます。
ベネッセの保育園は、3歳からは、異年齢の保育を取り入れています。
昔は当たり前にあった環境がなくなりつつある今だからこそ、異年齢での生活、その中から生まれる遊び、遊びの中から生まれる力を大切にしていきたいと思います。