その子らしく、伸びていく。
25年以上にわたる保育の実践から創り上げた、こどもたちの年齢発達をふまえたベネッセ独自の保育メソッド。
こどものココロを育てる「4つの環境」と、「4つのかかわり方」があります。
人と人とのかかわりの中で育っていってほしいという想いから、環境面で4つの工夫があります。
01
毎日繰り返す安定した1日の生活の流れの中で、こどもが自分で見通しをもって生活できるようにしています。
例えば、食事の時間、午睡の時間など、毎日一定の時間に定めています。
02
こどもが主体的に行動できるように、「今ここで何をするか」がわかりやすい空間を設定しています。
例えば、絵本はこどもの手の届く距離に必ずおいています。
03
人と人とのかかわりの中での育ち合いを大切にしています。
例えば、乳児期には、特定の保育者とのかかわりを大切にするため、担当制をとり、特定の保育者が愛情深くかかわることで、信頼関係を育みます。
04
こども自ら成長する力を引き出すために、遊びを充実させています。
例えば、実体験を通して、自然や社会への興味関心を広げる機会を充実させています。
例えば、「乳児保育」と「幼児保育」もその一つです。
特定の保育者が愛情深く関わり、信頼関係を結ぶことを大切にします。一人ひとりのこどもの気持ちが十分に満たされ、安心感をもって園生活が過ごせるようになります。
年齢の異なるこどもとの生活をとおして、自律心や社会性を育みます。幅広い人間関係を体験し、自分らしさを発揮できるようになります。
スタッフは保育のプロフェッショナルとして専門性を高める研修を受け、大切にしている
4つのかかわり方があります。
01
こどもの行動・発言をありのまま受け止めるかかわりかた。
例えば、その子の気持ちに合わせた居場所をちゃんと用意します。
02
こどものやろうとしていることを理解し、最後まで見守るかかわりかた。
例えば、1度やりはじめたことは、時間がかかっても最後まで見守ります。
03
こどもがやりたいと思った瞬間を見つけるかかわりかた。
例えば、こどもが自らの思いを実現した先に必ず自信が生まれるので、その瞬間を見逃しません。
04
こどもの興味関心があふれでてくれるしかけをしているかかわりかた。例えば、ホンモノに触れる機会をたくさんつくることで、好奇心が高まるきっかけを作ります。
2017年入社
水遊びを嫌がっていた子。強制せずに絵本を読んでいたら、いつしか自分からみんなと水遊びに行きたがるように。転職時に共感した「その子らしく伸びていく」という理念を実感した瞬間でした。寄り添う姿勢が子どもの成長を支えています。
2016年入社
子どもの興味を引き出すには、遊びの見通しが大事。大まかな目標とそのための手順をいくつも用意する。遊びを続けていくうちに、子ども自身が目標達成のための過程を考えられるようになります。達成時の笑顔は本当に素敵です。
保育はクリエイティブな仕事。答えがないからこそ、こども達に寄り添い、考え、実践し続ける。
そのとき、その場所、その子にとってを考えぬいた保育を実践していきます。
そして日々の保育の実践をみんなで共有し合いながら、さらなる保育の質の向上に努めています。
考える
実践
共有
振り返り
ベネッセでは保育実践から生まれたこどもが伸びる40の手掛かりを
その子の宇宙が拡がり続けるためのことばとして紹介しています。
子どもの興味を引き出し、可能性を広げたい
2016年入社
小麦粉粘土で遊んだとき。前日にパン屋さんへ行ったと話す子のために、ごっこ遊びの道具を用意。パンを焼く、作る、一緒に食べるなどなど、みんなを巻き込む遊びへ広がりました。感触遊びが苦手な子も混ざれたのが嬉しかったです。