ベネッセの保育園では、その年に着任した看護スタッフを対象に、年間4回の「看護新任フォローアップ研修」を開催しています。
また、全園の看護師が参加する「看護スタッフ会」も年7回開催するので、新任1年目は、これらを合わせてほぼ毎月、学びや交流の機会があります。
保育園で働き始めたばかりの頃は、時期によって不安や疑問も変化していきます。
だからこそ、その時々に感じていることを話し、疑問を解消できるよう、研修内容も時期に合わせて工夫しています。
そして私たちが大切にしているのは、知識や技術を学ぶことだけではありません。
同期との横のつながりや、先輩看護師とのつながりを感じながら、安心して最初の1年間を過ごしてほしい。
そんな思いも、この研修には込められています。
2026年度3回目となった10月の研修は、同期同士の近況共有からスタートしました。
「子どものこんな姿が素敵だった」
「こんな保育の様子が素敵だった」
日々の中で出会ったエピソードを持ち寄り、保育園で働いているからこそ感じられる楽しさを共有。
会場はとても温かな雰囲気に包まれました。
後半は、「保育園看護」について改めてじっくり考えるグループワークを行いました。
自分たちが深めたい看護業務のテーマを選び、子ども・職員・保護者とどのように協同していくかを考えました。
話し合いを重ねる中で見えてきたのは、看護師も、「子どもを真ん中に置いた保育のメンバーの一員」であるということ。
それぞれがこれから保健業務を展開していくためのヒントを持ち帰る機会となりました。
研修の最後には、先輩看護師による看護実践の発表も行いました。
グループワークの中で新任スタッフが考えたことが、先輩看護師の実践にもつながっている。
そのことを知ることで、「今考えていることが、この先の自分の実践につながっていく」という見通しを感じられる、前向きな時間となりました。
保育園で働くことが初めての方も、保育園での勤務経験がある方も、新しい職場で迎える1年目には、それぞれの不安や疑問があります。
その一つひとつをできるだけ解消しながら、安心して働いていただけるように。
同期や先輩とつながり、相談し、学びながら成長していける環境を、これからも大切にしていきます。
【受講者の声】
・同じグループの同期のメンバーの近況報告は、共感するエピソード、参考になる事例などなど、とても有意義な時間でした。
今後の業務上で悩んだり迷ったりした時のヒントになることをたくさん得られたと思います。
・グループワークからも看護リーダーさんの発表からも自分の立ち位置や働き方について考え、学ぶ機会になりました。
・日々の他職種連携が、子どもを守る事にそのまま結びつくと改めて感じました。
互いに情報交換を密にし、その子の為にいちばんいいことは何かを、常に考えながら関わっていきたいです。