今回は、7月に実施した「対話型鑑賞ワークショップ」についてご紹介します。
ベネッセの保育園では、職員一人ひとりが学びを深め、自身の保育や人との関わりについて考える機会として、さまざまな研修を実施しています。今回のワークショップでは、ベネッセアートサイト直島(BASN)の取り組みに触れながら、「対話型鑑賞」を体験しました。
「対話型鑑賞」とは、アート作品を見ながら感じたことや気づいたことを参加者同士で共有し、それぞれの考えに耳を傾けながら対話を深めていく活動です。美術の知識や正解は必要ありません。大切なのは、自分の感じたことを言葉にし、相手の考えを受け止めることです。
ワークショップでは、まずベネッセアートサイト直島(BASN)の取り組みについて講師からお話をうかがったあと、グループに別れ、ベネッセグループの経験豊富なファシリテーターのもと、対話型鑑賞を体験しました。
初めは、緊張した面持ちだった参加者も、対話型鑑賞が進につれ緊張がほぐれ、表情が和らぎ、対話型鑑賞を楽しんでいる様子が見られました。
同じ作品を見ていても、見えているものや感じることは人それぞれ。
「そんな見方があったのか」
「その発想は思いつかなかった」
といった発見が次々と生まれ、自分自身の考え方のクセや固定観念に気づく機会になっているようでした。
多様な視点に触れることで、物事をより柔軟に捉える大切さを実感する時間となっていました。
体験後の受講者の感想では、多くの参加者が「正解を求めない姿勢」や「対話の重要性」を学びとして挙げました。
相手の意見を否定せず受け止めることで安心して発言できる雰囲気が生まれ、自分らしく考えを表現することができます。
「子どもの思いや考えをもっと深く聞いてみたい」「子どもの視線の先を一緒に見てみたい」「職員同士でも互いの考えを受け止めながら対話していきたい」など、日々の保育に活かしていきたいという声や、園内研修や職員会議で今回の学びを共有したいという声も多く、学びが各園へ広がっていくことが期待されます。
ベネッセの保育園では、保育の知識や技術だけでなく、一人ひとりが自分自身と向き合い、他者を理解する力を育む学びも大切にしています。
これからも職員同士が学び合い、対話を通して成長できる機会を積極的に提供していきます。
≪受講者の声≫
🎈同じ作品を見ていても一人ひとり捉え方が異なり、自分にはない視点にたくさん出会うことができました。
🎈「正解がない」という安心感があり、自分の感じたことを率直に話すことができました。
🎈子どもとの関わりの中でも、すぐに答えを求めるのではなく、「なぜそう思ったの?」と対話を深めていきたいと思いました。
🎈相手の意見を否定せず受け止めることの大切さを改めて実感しました。職員同士のコミュニケーションにも活かしていきたいです。
ベネッセの保育園では、今回のようなベネッセグループの連携を活かした研修も実施しています。
ぜひ一緒にベネッセの保育園で働く仲間となり、多様な学びや対話を楽しみながら成長してみませんか?