その他
2019/07/17
ベネッセでは、専門職を対象とした研修を行っています。
研修での気づきや学びを仲間と共有し、専門性や考えを深めることで
一人ひとりが保育者として成長し、よりよい保育実践へと繋いでいくことが目的です。
給食常勤スタッフ(栄養士・調理師)を対象とした研修をご紹介します。
■離乳食講座
入社間もない方を中心に、離乳食について学びました。
離乳食を食べる時期は、味覚や食事・生活リズムが形成される大切な時期であるからこそ、
一人ひとりの子どもの「食べる力」を育むための支援が必要です。
調理実習では発達段階に合わせた調理方法、おいしく調理するための工夫点を学び、
座学では”子どもに寄り添った離乳食とは?”を考えました。
■”楽しい”を意識した食育計画
各園さまざまな活動に取り組んでいますが、毎年やっているから…計画に入っているから…と、こなすことに追われがちです。
この研修では、先ず各園の取り組みを情報交換し、チームに分かれて「楽しい=ワクワクする」を改めて意識して計画を考えました。
どんな内容だったらワクワクしてくれるのか?、計画を立てているスタッフ自身がとても楽しそうで、各チームいろいろな案が出ていました。
”ワクワク”する気持ち、大切ですね。
【計画例】
乳児向け:『たまねぎのお洋服なん枚かな?』
たまねぎの皮むき、皮を使った色水遊び、給食の材料として使い、食べてもらう。
乳児向け:『何がでるかな?!』
栽培活動の時に、1つだけ何の種か教えず植える。
育て方や特徴を伝え、何ができるのかを楽しむ。
■「ファシリテーター型リーダーシップ」を学びあう
リーダー層を対象に、ファシリテーションの基礎を学ぶ研修を行いました。
ファシリテーターとは「協働を促し、支援する人」
離乳食・食物アレルギー対応食など、安全でおいしい給食を提供するために、給食室のチームワークは不可欠です。
どうすれば一人ひとりが持っている力を発揮し、共にひとつの方向を目指すことができるのか?
グループワーク、体験型ワークを通して学びました。
By :本部/情野