育みたい力の保育だより一覧

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その他

2018/10/26

宮戸保育園 ほのぼの日記 エピソード9

朝霞市宮戸保育園

【子どもの力】
ある日の早番での出来事。タドルの男の子(後Tくん)と私で「いっぱい高くしよう」とブロックをタワーのように積み上げて遊んでいました。

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途中でTくんが変形ブロックを積んだ事でキリンのようになったので、「キリンさんみたいだね」とパカパカ走らせる真似をし、「足がないな」とつぶやくと、Tくんが土台に1つ2つとブロックをくっつけていきキリンが完成。そこにチャレンジの男の子(後Cくん)が加わり、キリンを走らせて遊び始めたので、私は少し離れて見守り子どもたち2人の空間になりました。

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すると、首の長いキリンは途中で折れてしまいCくんが助けるように直してくれましたが、直しても直しても動かすと首が折れて倒れてしまいます。しばらく一緒に遊んでいましたが、Cくんは他のお友だちと遊び始めました。それでもTくんは諦めずに直して遊び続けていました。

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Cくんも他の子と遊びながらもTくんを気に掛け、ブロックが倒れる音がする度に直して励ましてくれていました。 

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単純に積み上げただけのブロックに、保育士の2言だけの発言と子どもの力が加わる事で、こんなにも遊びが広がり思いやりが見えるんだと感じ、また、「1歳児の遊び」と決めつけてはいけない事を学びました。

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1歳児と5歳児のお互いの気持ちの通じ合いの中から表現力、感性、言葉、異年齢の関わりが見え、その先には子ども同士の繋がり合いの中で作られた目に見えない子どもの力を感じる事が出来ました。

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By :及川幸恵 園長:中澤紀子(加筆)