食事
2015/03/12
川崎市にあるベネッセ 市ノ坪保育園で行った
「雛祭りお茶会」についてご紹介します。
ベネッセ 市ノ坪保育園には、とてもりっぱな雛人形の七段飾りがあります。
給食スタッフの自宅にあったもので、開所時に、寄贈された雛人形です。
その雛人形の前で、今年は「お茶会」を開催しました。
お茶を点ててくださったのは、園児の御祖父様。
きっかけは、別の行事に参加された保護者の方との会話の中で、
お琴の演奏会を3月に実施するので、
茶道など日本の文化に触れる体験を
子ども達とやってみたいというような話をしたところ、
園児の御祖父様がされているとお話をいただき、
子ども達の豊かな経験につながるなら、
ということで快諾され実現したものです。
初めての試みでしたが、茶碗や茶筅といった茶道具だけでなく、
畳や風呂先屏風などもすべて持参してくださり、
保育室が、一気に茶室のような雰囲気となりました。
子ども達は、お手前を初めて見て、
その時間正座の姿勢を保ち、とても真剣な様子で参加していました。
点ててもらったお抹茶と一緒に、
給食スタッフが作った手作りのお茶菓子もいただきました。
初めてのお茶でしたが「甘いね」「おいしいね」など、
子ども達もしっかり味わっていました。
今回準備したお茶菓子は、
ポンデケージョをムラサキイモと抹茶でコーティングしたお菓子です。
色が春らしく素敵ですね。
お茶を飲んだ後は、「これななんていう名前なの?」「何をするものなの?」
など子ども達の道具などの質問にも1つ1つ丁寧に対応してくださいました。
また、「いいにおいだね~」と、お香のにおいを楽しんだりしました。
これからも文化・伝承行事などを通して、
一人ひとりの感性を育める活動を行っていきます。