保育のこころ

毎日、現場の第一線で子どもたちとかかわっている、経験豊富な園長先生。ベネッセの保育園で大切にしていることを、日ごろのエピソードを交えて、園長先生に語ってもらうコーナーです。

ベネッセ 元住吉保育園
田原 恵美子 園長

写真

保育園で遊びの大切さを伝えたい

私たちの保育園では、文字や数等をそのまま教えることを重視しているのではなく、子どもの心情、意欲、態度を引き出しながら、一人ひとりがいろいろなことをその子なりに表現できるように援助していくことを大切にしています。乳幼児期は遊びを通して多くのことを学んでいきます。その中で社会性や仲間とのコミュニケーションを学んでいくのです。この遊びを通して学ぶ人との関わりを大切にし、私たち保育者も多様な遊びを工夫し、提供していくようにしています。
子どもたちが遊びからどのようなことを学んでいくか、なぜ私たちが遊びを大切にしているのか、その重要性を保護者の方々にも伝わるように努めています。
保育園は子どもにとって安心して自分を出せる場所、自分を出した時に周りの人が受け止めてくれる場所、家にいるような安心感が持てる場所でありたいと思っています。安心して人と関わることで、人を信頼する気持ちも育まれるのではないでしょうか。
園はその環境を整えると共に、一緒に生活している大人たちも同じフロアに立ち共に考え、子どもたちの生活を後押しできるように心がけています。
子どもたちには、乳幼児期ならではの遊びや実体験を通してたくさん遊び、本当の遊びの楽しさを実感してほしいと思っています。そのために保育者は、自発的な遊びからその遊びが発展していくように促し、社会性、思考力、集中力、創造性、構成力、生きる力の基礎力等を育むことを大切にしています。
乳幼児期に獲得する力は、長い人生を生きていくためのコミュ二ケーションの土台作りなのです。ですから“クオリティの高い遊びをとことん遊び込む”ことが重要なのです。

保育者同士が成長し合える関係に

保育者同士が会議できちんと話し合えることを大事にしています。違う意見であっても、会議では上下の関係なく遠慮せずに発言できるようにすることを大切にしています。うちはこのやり方だからと常に同じやり方をしていては進歩しません。もちろん良いところは残し、各々の考えを出し合って変えていかなければ向上しません。たとえ入社1年目の新卒者でも、1年目でなければ気付けないこともあります。その気付きが私たち古い者の新しい気づきになったりもします。互いに刺激し合うって大切ですよね。
互いに認め合い、協調し、仕事を創っていく。
保育は大変な仕事です。心身共に重労働です。それでも続けようと思えるのは、そこに子どもがいるから。笑ったり、泣いたり、怒ったりいろいろな姿をみせてくれるから。そして、さりげなく状況をキャッチし、フォローしてくれる信頼できる仲間がいるから乗り切れます。だから大変でも楽しさが勝るのではないかと思います。大人同士が良い関係を築かなければ子どもたちも良い関係がつくれないのではと私は思います。

写真

わくわく感を持って仕事を!

保育者には、「これを実践してみたい」と思うこと、そしてそれを失敗を恐れずに実践に移すことを大切にしてほしいと思っています。「これを子どもたちとしたら、子どもたちはどのような姿を見せてくれるだろうか」と、保育者自身がわくわくした気持ちで実践を重ねていってほしいです。周りにいる身近な大人である私たちが楽しくなければ、子どもたちも楽しくなりません。“仕事は楽しく!”です。
1年目は1年目の、2年目は2年目の経験を重ね、それらの経験を通して子どものちょっとした変化でも気づけるようになって欲しいと思います。
同じ保育園でも、同じクラスでも同じ子どもでも、登園してくる子どもたちの感情は毎日違います。だから大変ですし、面白い。その日々違う子どもたちを受け止め、それぞれに返していってあげたい。子どもの言うこと、行動にはそれぞれ意味があることも忘れずに。笑顔で接して欲しいです。

保育理念・保育目標

写真
企業理念の「“よく生きる”を応援する」を、保育の事業領域で実現するために、私たちは全園共通の保育理念・保育目標を掲げています。
続きを読む
オススメ情報 ベネッセの保育園ブログ よく見られている記事 おすすめリンク 学童クラブ 日吉一時保育室
ページトップ